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Q水分の摂りすぎは良くないのでしょうか・・・・

(看護師 K. Yさん 神奈川県)より


A 様々な悪影響が出てきます。


イベントごとで食生活が乱れたり、ついつい水分を多く摂りすぎたりしていませんか?
今月は水分についてお話ししたいと思います。

水分の摂りすぎはなぜよくないの?

 腎臓は、尿量を調節することにより、体内の水分量を一定に保っています。
 そのため、腎臓の機能が低下すると尿が出にくくなり、体内に水分が溜まってしまいます。
水分摂取過剰から引き起こされる症状
水分過多による副作用




水分摂取が過剰になると、浮腫・肺水腫・高血圧などの様々な症状が引き起こされます。 また、高血圧は動脈硬化の促進にもつながり、心臓病・脳卒中を誘発させる原因ともなります。 このような症状を引き起さないためにも、日頃から水分の摂取に気を付ける必要があります。

水分管理注意イメージ図




水分コントロールのポイント


基本は減塩食から・・・
塩分摂取を控え、のどの渇きを和らげる。 水分摂取コントロールの基本は減塩食から

煮汁は盛り付けない・・・
調理の際、煮汁は盛り付けない。煮汁・蒸し物よりも焼き物・揚げ物を選ぶ。 煮汁を盛り付けないことにより、水分も塩分摂取も減らせます。

頻度を減らす・・・
麺やカレー、鍋などの水分の多いメニューは1日に重複して食べない。頻度を減らす。 うどん1玉(200g)には、150gの水分が含まれています。麺にも水分が多いので要注意です。

食べすぎ注意・・・
重量があり水分の多い食品(果実・缶詰・大根おろし・こんにゃく等)の食べすぎに注意。

習慣づけ・・・
毎日決まった時間に体重を測定する習慣をつける。
  →増えていたら、原因を振り返る
  →それを次の食事や飲水につなげる

水分管理注意イメージ図




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