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Q 年末年始の食事について気を付けたい事は何ですか??


A おせち料理は、塩分などの味の濃いものが多く、水分摂取コントロールが難しい

年末年始では外食が増えたり おせち料理などいつもとは違う食生活になりがちです。
おせち料理は保存を目的としているため、塩分や糖分の多い味付けのものが中心です。
塩分摂取量が増え、それによって喉が渇きどうしても水分を取りたくなり水分摂取につながります。
結果、体重コントロールが難しくなると思います。
年末年始に一番重要でがつ難しいのは (水分摂取)体重コントロールかもしれません。

少しでも正月の気分を味わうためにも料理方法や摂取方法に工夫が必要と言えます。

普段から自分の湯飲みやコップなどが,どれくらいの量が入るのかを知っておく必要があるでしょう。

また食事から水分を控えるには鍋物やすき焼きのような水分の多い料理よりも。 揚げ物や蒸し物などの水分が少ない料理を中心に味わうのもよいと言える。


★ポイント★

①  手作りの際は,減塩醤油・だし割醤油・減塩だしの素などを用いる。薄味はもちろん
②  おせち料理は,少量を味わって食べてください。
③  どのくらい食べたか,分かるように小皿に取り分けてから食べる。
④  前後押の食事を薄味にし調節する。
⑤  雑煮は具たくさんにし煮汁は少なめにして下さい。
⑥  餅は煮込むよりも焼いてだし汁をかける方が風味が付いて薄味の汁でもおいしく頂けます。
⑦  三つ葉や柚子を用いると,より一層に風味がます。
(補足)腎臓病職のおせちを用いる。(気にせず食べれるのが利点ですね。)


  ★おせち料理にはどれくらいの塩分が含まれているのか参考にして下さい。

 
黒豆の画像 ごまめの画像 数の子の画像
名前(料理名)黒豆(20g)ごまめ(10本)数の子(2本)
塩分0.5g0.3g1.0g
カリウム388mg96mg26mg
リン105mg122mg48mg
煮しめの画像 栗きんとんの画像 かまぼこの画像
名前(料理名)煮しめ栗きんとん(30g)かまぼこ(20g)
塩分2.0g0.1g0.5g
カリウム680mg121mg20mg
リン94mg13mg12mg

※これに雑煮をつけると・・・・
一食で一日分の塩分摂取目標量(6g) を超えてしまうことになります。




適正体重を保てるように 体重をこまめに量るようにしましょう。
体重の増加の目安は・・・・・・ 
1日あきの場合……ドライウェイトの3%
2日あきの場合……ドライウェイトの5%  

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